魔術師クノンは見えている 紹介&感想記事
こんばんは!
本日紹介するのはカドカワBOOKから小説が、
MFコミックス アライブから出版されいる作品
「魔術師クノンは見えている」です!!
こちらは小説の表紙
こちらは漫画版の表紙になります!
では早速あらすじはこちら↓
「必ず魔術で目を作るんだ。」
生まれつき目の見えない少年クノン・グリオン。彼の目標は水魔術で新たな目をつくること。
瞬く間に魔術の才能を開花させていくクノンの名は、やがて王宮にまで轟くほどに――!?
天才少年による前代未聞の魔術探求が今、始まる――!
という訳でして、今回ご紹介する作品のは中々珍しい盲目の主人公となります。
また最近流行りの異世界転生モノではなく、その世界の知識しか持たない男の子の物語となります。
そんな主人公、クノン・グリオンはあらすじにある通り、生まれつき盲目でした。
その世界では生まれつき何かが欠けている子は英雄の素質があると言われ、喜ばしいことだとされており、王族など周りはクノンの将来に期待していました。
しかしそれは実際に体験していない周りの話であり、当の本人からしてみれば最初から世界の美しいものはおろか、父や母の顔すらわからない最悪なことであり、そんな面白みもない自分の状況に無気力でした。
そんな無気力なクノンは婚約者にも愛想を尽かされてしまう寸前。
しかし、そんな彼にある転機が訪れます。
それは日課である魔術の訓練でクノンが作った魔術の水の玉を見た講師が何気なく言った言葉でした。その一言は、クノンの人生を大きく変える一言になります。
自身に目がないなら、作ってしまえばいい。
クノンは私達の世界でいう義眼を、魔術によって作ることを決意します。
心の持ちよう一つで人は大きく変わるもの。
魔術による目の作成を目標に掲げたクノンは、今まで無関心だった世界のあらゆるものが興味深く感じるようになります。
また魔術の訓練にもより一層熱が入るようになり、自身のかなり変わった専属メイドであるイコ(独身)に支えてもらいつつ、目標に向かって一歩ずつ歩み始めます。
このイコ、かなり面白キャラで、今後のクノンの人格形成にも大きく影響します。
まだまだ自分には足りないものが多い。
そんな自分に歯がゆく思いを抱きながら邁進するクノン。
そのおかげと元々の素質があり、講師も慄くほど、進化といってもいいほどのスピードで魔術の腕が成長していきます。
イコも好きですが、この講師のジェニエも私的にビジュアル含めかなり好きです。
心身ともに変わってきたクノン。そんなクノンの変わりようは距離が出来てしまい、久しぶりにあった婚約者であるミリカ殿下から見ても一目瞭然。
ミリカの反応的にイコはクノンが暗かった時でもいつでもこのテンションみたいですね。ある意味イコに救われた部分もあったかもしれません(笑)
困惑するミリカに対して魔術が好きになったこと、そしてこれまでの自分を謝罪し、
自身の話をするクノン。
ここからクノンとミリカの関係性もどんどん深まっていきます。
そんな二人の少し成長した姿です。クノンは凛々しく、ミリカは可愛くも、美しくもなっていますね。
ここからシノンには様々な課題が立ちふさがってきます。
その課題に対してクノンはどう乗り越えるのか、そしてクノンは無事目を作ることができるのか。
それはぜひご自身でご購入いただき、確認してもらえたらと思います!!
今ご紹介したキャラクター以外にも個性あるキャラが続々登場し、そんなキャラたちに対してちょっと変な方向に成長したクノンとの絡みも面白いです。
原作は5巻、コミックスは3巻が現在好評発売中です!!
是非異世界転生ものに食傷気味な方
愉快な主人公が好きな方はぜひ購入をお勧めします!!
以上、魔術師クノンは見えているの紹介&感想記事でした!!